恋するデビー “You Light Up My Life” Debby Boone

Gospel in Rock

Debby Boone

You Light Up My Life: Greatest Inspirational Songs [Import, From US]You Light Up My Life: Greatest Inspirational Songs [Import, From US]

「恋するデビー」は以前、サインはピースで駄作の日本語タイトルとして紹介している。10週連続でビルボード1位を記録したのに日本ではヒットしたものの大ヒットと呼べたかどうか。タイトルのセイばかりではないが、あまりに安直なタイトルだった。

デビー・ブーンは往年のポップスファンなら、誰でも知っている「砂に書いたラヴ・レター」等で有名なパッド・ブーンの娘。パッドの方も「砂に書いたラヴ・レター」をはじめ3曲を1位にしているので親子2代に渡ってヒットチャートに1位を送り込んだことになる。

「恋するデビー(You Light Up My Life)」は、数々の賞を受賞しているが同名の映画「You Light Up My Life(マイソング)」の劇中でDidi Conが歌って(口パク)いたものなのでアメリカン・ミュージックアワードだけでなく、アカデミー賞でも受賞している。この曲があまりに大ヒットした為にその後の活動がどうしても劣ってみえてしまうが、カントリー・チャートでも“Are You on the Road to Lovin’ Me Again”を1位にしているし、現在でも Christian music singerとして人気がある。
さて、曲は男女間のラブ・ソングと思われがちだが、後年デビーは“When asked who it was that ‘lit up her life’”, (あなたの人生を照らしてくれたのは誰?)と質問されたとき、it was God (それは神様よ)と答えているし、詩全体からいってもイエス・キリストのことを歌っているのに違いない。
この曲の主題にあたる“You light up my life”(あなたは私の人生を照らしてくれる)聖書では、

ヨハネ1章9節:その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。

等であろう。照らす、光などの表現が聖書にはよくでてくる。同じヨハネには、有名な箇所であるが

ヨハネ8章12節:イエスは再び言われた。「わたしは世の光である。わたしに従う者は  暗闇の中を 歩かず、命の光を持つ。」

がある。

ついでにコーラス部分全体を訳すと

And you light up my life
You give me hope to carry on
You light up my days and fill my nights with song

あなたは、私の人生を照らしてくれる
生きていく希望を与えてくれた
昼は私を照らし、夜は歌でみたしてくれる。

日々感謝する心が素直に表れている。また曲の途中に

Never again to be all alone

とあるが、これはクリスチャンの特権、「決して1人にはならない。いつも神様が一緒にいてくれる」ことを歌った。

デビーはこのとき20歳。しかし、歌はベテラン歌手も舌を巻くほど堂々としていた。大ヒットも当然か。
ちなみに、この曲が使われた映画(マイソング)はヒットしなかったが、観た人の評判はなかなかよい様だ。


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