僕たちの洋楽ヒット Vol.4

Music review

今でもよく聞く曲がたくさん入っているVol.4。だが他のコンピアルバムでも聞けるので私的にはあまり必要性はないCD。

1.ジェームス・ブラウン:セックス・マシーン/James Brown:Get Up (I Feel Like Being Like A) Sex Machine’1970
「ゲラッパ!」随分露骨なタイトルだ。聴くだけでもよいが、ステージのビデオをみると意気のあったバンドとジェームス・ブラウンのダンスのかっこよさが際立っている。

2.ルー・クリスティ:魔法/Lou Christie:She Sold Me Magic’1970
売れるポップスというより売れたポップスの代表的な曲。2分ちょっとの中にイントロ、サビ、リフが凝縮されている。

3. サンタナ: ブラック・マジック・ウーマン/ Santana:Black Magic Woman’1970
フリートウッド・マックのカバーだが有名なのはこっち。サンタナのギターは本当に日本人好み。

4.ジャクソン5:帰ってほしいの/The Jackson 5:I Want You Back’1970
ジャクソン5のメジャーデビュー曲。マイケル・ジャクソンのボーカルは伸び伸びとしていて楽しそう。

5.マシュマカーン:霧の中の二人/Mashmakhan:As The Years Go By’1970
私の中では名曲中の名曲。小学生の時にボーリング場にあったジュークボックスでしょっちゅうかかっていた。タイトルも歌詞も「霧の中の二人」とは全く別だが、少し哀愁を帯びたメロディーにはマッチしている。

6.ジリオラ・チンクェッティ:つばめのように/Gigliola Cinquetti:Volano Le Rondini’1970
日本でもたいへん人気のあったジリオラ・チンクェッティの曲だが「夢見る想い」や「雨」のほうが数段いい曲。

7.ペピーノ・ガリアルディ: ガラスの部屋/Peppino Gagliardi:Che Vuoe Questa’1970
ちょっと前に「ヒロシです」で有名になったが、哀愁のこもったメロディー、ボーカルともに素晴らしい。

8.スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ: 涙のクラウン/Smokey Robinson & The Miracles:The Tears Of Clown’1970
イントロのリフが面白い。いかにもモータウンという曲。

9.リン・アンダーソン:ローズ・ガーデン/Lynn Anderson:Rose Garden’1970
これも名曲。南沙織の「17才」はこの曲をイメージして作られたことは有名。

10.ベンチャーズ:京都の恋/The Ventures:Kyoto Doll’1970
アメリカでのタイトルは「EXPO’70」小学生のときにどうしても欲しくて買ったドーナツ盤だがベンチャーズ盤がなくて渚ゆう子のものを買ってしまった。今聴くと渚ゆう子でよかったと思う。

11.オズモンズ:ワン・バッド・アップル/The Osmonds:One Bad Apple’1970
オズモンズはアンディー・ウイリアムズ・ショーでみていたということとジミーがかなり人気があったということは覚えているが曲はあまり覚えていない。確かこの曲のボーカルはジミーでなくダニーだったはず。

12.マンゴ・ジェリー: イン・ザ・サマータイム/Mungo Jerry:In The Summertime’1967
知ってはいるが、日本でヒットしたのかな?

13.ショッキング・ブルー:悲しき鉄道員/Shocking Blue:Never Marry A Railroadman’1970
ショッキング・ブルーといえば今ではヴィーナスしか知らない人が多いと思うがこの曲もかなりヒットした。ジューク・ボックスで数え切れないぐらい聞いた。今でも大好きな曲。

14.EL&P: ナット・ロッカー/Emerson, Lake & Palmer:Nutrocker’1971
昨年の大河「平清盛」にタルカスが使われたELPだがドラマがいまいちだったのは残念。

15.トニー・オーランド&ドーン:ノックは3回/Tony Orlando & Dawn:Knock Three Times’1971
このグループも「幸せの黄色いリボン」しか聞かれなくなってしまったが、BGMなどではこの曲もよく使われている。

16.ジャニス・ジョプリン:ミー・アンド・ボビー・マギー/Janis Joplin:Me And Bobby McGee’1971
ヒットした曲ではあるが個人的には「ムーブ・オーバー」以外はジャニス・ジョップリンの曲は好みではない。

17.レターメン:ラヴ/The Lettermen:Love’1971
ジョン・レノンの曲でいい曲だとは思うのだが、ジョンの代表曲にはなっていない。日本ではレターメンのオリジナルだと思われているのでは。ピアノのアレンジが「ド・ソ・ミ・ソ・ド・ソ・ミ・ソ」なので初心者の練習用にはもってこい。(キーはCではないので実際には「ド・ソ・ミ・ソ」ではないが単純なアルペジオ)こんな簡単なコードでこれだけ泣かせる曲は珍しい。

18.ヘドバとダビデ:ナオミの夢/Hedva & David:Ani Holem Al Naomi ‘1971
これも私の大好きな曲。ヘブライ語バージョンも数年前に入手したがテイストは変わらない。1日に何回聞いても飽きない。

19.ミッシェル・デルペッシュ: 青春に乾杯/Michel Delpech:Pour Un Fllirt’1971
ヒットした当時は記憶にない。

20.チェイス:黒い炎/Chase:Get It On’1971
かっこいい。パワフル。悲劇のバンド。

21.ニルソン:ウィザウト・ユー/Nilson:Without You’1971
バッド・フィンガーのカバーだが、「ウィザウト・ユー」といえばこの人。これも名曲中の名曲。

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