Gospel in Classical アルカンジェロ・コレッリ:合奏協奏曲第8番「クリスマス協奏曲」 今年もまたクリスマスの時季である。あの、何歳になっても心ときめく思い、街中がきらびやかに飾りつけされるにぎわい、クリスマスはいまもむかしも変らない独特の風情をもっている。これで、クリスマス・イヴに教会に集い、さらに雪でも降ろうものなら最高の... 2012.04.11 Gospel in Classical
Gospel in Classical オットリーノ・レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」 読者のみなさんはイタリアを旅行したことがおありだろうか? あの、長靴のようなユニークな地形をもつ国、照り輝く太陽と抜けるような青空につつまれた国、そして誰とでもすぐに友だちになる陽気な国民が住む国、初めてイタリアの地を踏んだ日本人の多くがカ... 2012.04.11 Gospel in Classical
Gospel in Classical グスタフ・マーラー:交響曲第4番 ト長調「大いなる喜びへの讃歌」 もうかれこれ15年ほど前になるだろうか、日本に「マーラーブーム」なるものが到来したことがある。マーラーの交響曲がひっきりなしにコンサートで取り上げられ、マーラーの聴きかたに始まり、マーラーの魅力、演奏の仕方、その生涯など、さまざまな面からマ... 2012.04.11 Gospel in Classical
Gospel in Classical ピヨートル・イリイチ・チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番「アンダンテ・カンタービレ」 芸術家が他分野の芸術から霊感を受け、自分の作品にそれを反映させるということはよくあること。舞台監督が彫刻作品を鑑賞し、そこからふくらんだイメージを自分の作品に取り入れたり、あるいは詩を読んだ画家がそのテーマをもとに筆を進めるという具合に、一... 2012.04.11 Gospel in Classical
Gospel in Classical セザール・オーギュスト・フランク:交響的変奏曲 デンマークでドイツ系の両親のもとに生まれ、主にフランスで活躍したフランク。この作曲家の名前を知っている人はそうは多くないはずである。今回初めて知ったという人もいるのだろう。その残した作品の数からして数えるほどしかなく、加えてその曲の内容が、... 2012.04.11 Gospel in Classical
Gospel in Classical フランツ・シューベルト:幻想曲「さすらい人」 新約聖書のなかに、キリストが語ったたとえ話「放蕩(ほうとう)息子」がある。 二人の兄弟のうちの弟の方が、ある日父親にせがむ、「あなたの財産のうちでわたしがいただく分をください」。自分の分け前を受け取った弟息子はさっそく家を出、遊びに夢中にな... 2012.04.11 Gospel in Classical
Gospel in Classical ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス 宗教曲と名前のつくものの中で、ソロなりコーラスなり人声を使うものは数限りない。そもそも音楽の黎明期から宗教曲は音楽そのものであり、音楽といえばイコール神への讃美であった。教会の一部隊であった楽士の集まりがルネッサンス楽派という一派を作り、そ... 2012.04.11 Gospel in Classical
Gospel in Classical ヨハン・セバスティアン・バッハ:カンタータ第147番「心と言葉と行為と生命をもって」(主よ人の望みの喜びよ) 「バッハ」という名前にどのようなイメージをもたれるだろうか? 宗教曲の作曲が華やかなりしころ、数百の教会音楽を生み出した、モーツァルトやベートーヴェン以前のバロック音楽の代表格である。また一般的に“音楽の父”というニックネームでも知られてい... 2012.04.11 Gospel in Classical