オー・ハッピー・デイ “Oh Happy Day” The Edwin Hawkins Singers

Oh Happy Day Gospel in Rock

すでに紹介したアイ・ウィル・フォロー・ヒムは、「天使にラブ・ソングを」からだったがこの曲は続編の「天使にラブ・ソングを… 2」で使われた曲で、さらにジョージ・ハリスンがこの曲にインスパイアされてマイ・スウィート・ロードを作った。映画で使われる前からゴスペルファンなら誰でも知っていた曲だとは思うのだが、映画に使われたことによりさらに知名度が上がった。

この曲のオリジナルは「エドウィン・ホーキンス・シンガーズ」。といっても、私には全く知識がなかったので、以前彼らのサイトがあったのでそこからの抜粋。

2つのサイトのBiographyは細かいところで多少違うのだが共通項を書くと大雑把には次の通り。

・幼少の頃から音楽的才能に恵まれたホーキンスは、7歳の時からホーキンス・ファミリー・グループとしてピアノを弾き、1957年(14歳)の時にはレコードデビューも果たした。
そして、それから10年後1967年に北カリフォルニア青年聖歌隊を結成し、”Let us go into the House of the Lord.”というアルバムを500枚製作。その中の曲「オー・ハッピー・デイ」が、地元のFM局でかけられるようになり、瞬く間に全米に広がりついには、ビルボードの4位まで上がる大ヒット。700万枚を売り上げた。そのときにはグループの名前をエドウィン・ホーキンス・シンガーズとしていた。

ヒットは一過性に終わらず、ゴスペルとして定着したわけであるが、魅力は、単純明快な歌詞と、歌いやすいリフ。しかし、実はこの「単純な歌詞」が曲者である。これほど歌い継がれているが、本当の意味は知られていないような気がする。曲の出だしは、

OH HAPPY DAY (Oh happy day)
OH HAPPY DAY (Oh happy day)
WHEN JESUS WASHED (when Jesus washed)
WHEN JESUS WASHED (when Jesus washed)
WHEN JESUS WASHED (when Jesus washed)
HE WASHED MY SINS AWAY (Oh happy day)
OH HAPPY DAY (Oh happy day)

最初の

OH HAPPY DAY (Oh happy day)

は、いいとして

WHEN JESUS WASHED (when Jesus washed)

を聞き分けられる人が日本人にいるだろうか?(ちょっと言い過ぎか)
また聞き分けられたとして意味は?

これは、

HE WASHED MY SINS AWAY (Oh happy day)

で初めてわかるのだが、「神(JESUS :イエス)が私を清めてくださった」という意味で、だからhappy だということである。単純に気分が良かったからとか楽しいからという事でなく、「私たちすべての人間が持っていた罪を、イエスが十字架に架けられた贖いの血によって解放してくれた。」その事を知ったことによる喜びなのである。
次のフレーズでは、

HE TAUGHT ME HOW TO WATCH, FIGHT AND PRAY
FIGHT AND PRAY
AND LIVE REJOICING EVERY, EVERY DAY
EVERY DAY

観方、戦い方、祈り方を教えてくれたイエス。そのことを毎日感謝して喜ばずにいられない。心の底からの喜びを素直に表している。

と、ここまで書いたが、単純にhappyだと歌うのも勿論悪くない。いつでもhappyでいたいものだ。

リトルウッド

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